アクセス:長者町

アクセス:白川公園

Location: Sakae (Game 9-12)

アクセス:岡崎

ささいな出来事の美術館 ー作家によるステートメント

ささいな出来事の美術館は、あらゆる場所で私たち ー 個人や家族、友人たち ー に起こりうる小さな出来事にハイライトを与えます。この美術館は、個々のコントロールされた感情をさえぎり、集団の記憶を形づくりながら、私たちのふるまいを変化させるものなのです。

運命と呼ばれるような不思議な出来事によって得られる解決方法をつくり出します。その場所に特化した、この音声ガイドでは、希望、驚き、関係を持たないことで生じる安らぎ、ハイパーローカルな出来事による小さなドラマの集合体を「展示」しています。参加して、小さなスケールで起こるコントロール不可能な状況を試してみましょう!

すべての再生可能な「展示」は、名古屋と岡崎で暮らす人々の実情とフィクションがベースとなっています。

私たちのリサーチのバックボーンは、2013年の春に行われた60以上のインタビューであり、人々の環境、そのユニークな物理的、建築的、そして社会的なコンディションを踏まえた調査によるものです。地元の子どもたちのゲームからゲームセンターを飛び越え、また肉体的なゲームからロールプレイングゲームまで、私たちは現実の場所で、現実の人々のために、再生可能な経験をつくります。

国境を越えたユニークなアプローチの中で、私たちは事実とフィクションに橋を架け、ありふれた状況における非常事態、または非常事態におけるありふれた状況に焦点を当て、人々の関心の的をシフトさせながら、現実を再構成していきます。私たちのゲームは、社会のシステムや構造を説明したり解明したりはしません。しかし、大小異なるスケールで、まずはそれらを体験したり、それらに影響を与えることができるように、プレーヤーを誘い出します。現地でプレーしてみると、公共のスペースでの新たな行動の方法も与えられるでしょう。